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高校三年生が「タッチ」を読んでみた。

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ハイハイ皆さんこんばんにちは!

ましろと申します。

 

今回は、「タッチ」を読んでみた、とタイトルにもある通り感想とタッチのあらすじを紹介しまーす!

「どうして今頃タッチなんだ?」と思う人はたくさんいると思うんですけど、まず今頃読んだ理由について説明します。最近「MIX」というあだち充さんの現在連載中の漫画を読みました。舞台は明青学園、二人の義兄弟とその妹を物語の中心として甲子園を目指すという話です。明青学園というのは、「タッチ」の主人公である上杉達也や、ヒロイン浅倉南の母校にあたります。上杉達也が卒業した約30年後、「タッチ」の30年後の、物語となるわけですが作中ではちょくちょくその上杉達也がいたころの明青学園が語られます。そうなると、タッチを読んでない自分としてはやっぱり気になってしまいますよね~。

ってことで、「タッチ」二日間で読み切りました!!!

 

(タッチを読んだことがある方には「MIX」もぜひ読んでいただきたいです、きっと楽しめると思います^^)

 

 

「タッチ」は一応漫画の時系列的にも現実的にも一世代前の作品となっているので、人物紹介とあらすじ、楽しめるポイントを書いていきます!

 

まずは人物紹介!今回はとりあえず読んだ中で記憶に残ってる人を紹介していきます!

 

 

上杉達也 通称タっちゃん

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物語の主人公になります。高校一年生までは何に対しても特にやる気を出さず、周りからも出来の良い弟と比較されていました。しかし、弟和也の死によって、和也の夢であった「南を甲子園に連れていく」という目標を受け継ぐことを決心するとまるで人が変わったように奮戦します。元から運動神経はよく、物覚えもよかったため、野球でもすぐさま才能を開花させました。明青学園中高一貫校で、達也は中等部のとき部活には所属していなかったようですが、高等部に上がるとまず野球部ではなくボクシング部に入りました(仲の良かった友人の影響)ここでも光るものを見せた達也に対して僕の率直な感想は「やればできるタイプの典型的な例だな」という感じです。

 

 

上杉和也 通称カっちゃん

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上杉達也の双子の弟にあたります。なんでも弟に譲ってしまいがちな達也に対して和也のほうは一言で表すならば「完璧超人」といったところでしょうか。達也和也の幼馴染である南(浅倉家)とは家が隣ということもあり両家ともに良い関係を築いていたため、親同士も和也と南が将来一緒になることを望んでいたようです。和也の気持ちは南へ固まっており、良い形で達也に宣戦布告もしています。兄である達也を決して下にみることはなく、尊敬し、とても慕っていました。野球に関しても彼は天才と呼ばれるだけの実力がありました。和也が高等部へあがった年の夏の予選では大きな活躍を見せ決勝までチームを引っぱるほどです。しかし決勝戦の日、達也とキャッチボールをしながらの南を巡る宣戦布告をした後、不慮の事故で他界してしまいます。

あと、めちゃめちゃにモテてました。

 

 

浅倉南

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物語のヒロインです。幼いころから幼馴染とともに三人で成長してきたということで、和也と達也に絶大な信頼を互いに持っており、達也に対しての面倒見のよさや、父子家庭である家の支え、成績も優秀。まさに「才色兼備」という言葉が似合う女性です。

人柄もよく、確かに完璧超人和也に釣り合うような人物は才色兼備南しかいなかったかもしれません。しかしその一方で南は和也ではなく達也に思いを寄せていることが明らかになります。このことは、作中で南の父が達也に「母親似ている」という発言からも理由が見て取れます。南の父は決して和也のように完璧ではなかったようですが、同じように才色兼備であった南の母は完璧な男性ではなく南の父を選んだようです。「そんなとこまで似るのか」というような父の発言もありました。野球部のマネージャーを務めていますが、最初助っ人のような形で参加した新体操ではインターハイで優勝してしまうほどの才能を開花させました。

 

 

 

 

新田明男

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こちらは女の子に人気があるであろうキャラクターですね。「NARUTO」でいえばサスケ。「」ブラッククローバーでいえばユノといったところでしょうか。高校球界きってのスラッガーであり、妹が明青学園でマネージャーを務めています。ポジションはサードで、中学までは不良だったこともあり達也の友人である原田とも交友があるようです。(この原田は天才的というか、野獣的というか野球が強くて、、)2度目の甲子園では決勝戦で自分のエラーによってサヨナラ負けしてしまい、強く責任を感じていました。

かつて和也に見事なまでに抑えられ、密かにリベンジの機会を待っていたが当の和也が亡くなってしまったために達也と対戦することになります。

物語の後半からは達也の二つの意味でのライバルとして、登場人物達に大きな影響を与えてします。

 

 

西村勇

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南に一目惚れしてしまった少年です。自尊心が高く、自己肯定感が人よりありますがその実力は本物。スーパースラッガー新田明男も西村のことを認めています。切れ味抜群のカーブを武器にノーヒットノーランをも達成しています。幼馴染が可愛くないことを引け目に感じていますが、結局は大切にするという優しい一面も。小学生の頃から変化球を投げていたため肘を壊してしまい、彼の高校最後の試合では思ったところにボールを投げれないほどまでなってしまうという、なんていうんですかね。暑い男なんですよ。漢字が違うのはわざとです( ´∀` )

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あくまでも個人的に印象の強かった人物を自分なりに紹介してみました、このほかにもキャッチャーの孝太郎や、器用がゆえに豹変してしまった吉田など、個性的な登場人物が何人もいますので是非!その目で確認してもらいらいたいなと思います。

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タッチといえば、見たことない人でも上杉達也の告白のシーンを知っていますよね。あれはなんの状況かわかっていなかったとしてもドキドキしてしまいます。

(アニメ版では公衆電話から告白していましたが、漫画版では直接告白しています)

しかし!やっぱそれだけで終わらないのが「タッチ」。不朽の名作と評されるほどですから!!いくつか紹介しますね。。。

 

南と達也のファーストキス

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ボクシングの試合で負け、ベッドの上で落ち込んでいる達也を励まそうと南が動きましたが達也は慰めを拒否しました。そのとき南が「じゃあどうすればいいのよ?」と言ったのに対し達也が冗談交じりに「こういうとき、優しい女の子ならそっとキスくらいしてくれるんじゃないか?」と答えます。すると南は何も言わずに達也の唇にキスしました。

そのあとに南は「タっちゃんだから」とも述べています。こんなことされたらもう普通の男子ならイチコロです。。。

にわかに自分も読んでいて、「あぁ、やっぱり南は達也なんだな」思いましたね。

 

 

和也のグローブの話

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和也と達也が高等部に進学してから和也は野球部に入り、猛練習を重ねてきたので当然のようにグローブも傷んでしまっています。ある日達也がグラウンドを訪れると和也が嬉しそうに駆け寄ってきてピカピカのグローブを見せました。夏の予選の快進撃の影響で明青学園野球部OBから全員にグローブが提供されたわけです。和也が達也に「いくらだと思う?」と聞いたところ、達也はその値段を寸分の狂いもなく当てて見せました。要件は別にないと言い、グラウンドから去ろうとした達也の手には隠すように紙袋がありました。実は以前、和也のボロボロのグローブを目にしていた達也は和也のためにバイト代をすべて使い全く同じグローブを購入していたわけです。通りで値段を当てれるわけですね。しかし既に新しいグローブを持っている和也を見て、達也は何事もなかったかのように去る姿に胸が苦しくなりました。。。

が、後日南の父親から事のいきさつを聞きます。そして次の試合には型付けされたグローブではなく、達也が買ったグローブを使うのです。

兄が弟を思いやる気持ちや、兄の思いをちゃんと受け止める弟。兄弟の絆が見られた素晴らしいシーンでした。

 

 

林檎を渡すシーン

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新田明男のいる須見工との激戦を終え、見事甲子園を決めた明青でしたがそれまでにはもちろんドラマがありました。憎まれ役であった柏葉の改心し、それまでとは打って変わってナインに的確な指示を出すところなんかはとても胸熱でした!

しかし、監督である柏葉は持病をもっておりタイミング悪くも決勝戦で完全に目が見えなくなってしまいます。野球を嫌い、明青を嫌った男は、プライドを捨て、指示を出すためベンチで隣に座っていた達也に実況させました。予選が終わり、監督を辞任した柏葉は手術を受けていました。手術後、達也と南は柏葉の病室を訪れ「林檎ですよ」といいあるものを渡します。そのあるものが須見工戦とのウイニングボールというわけです。柏葉の過去や、改心し選手と向き合った柏葉に対して、選手たちはみな恩を感じていました。野球の素晴らしさというか、それそのものが人を救うのだなぁ、と感じた名シーンです。

 

タッチの連載が終わった後の話なんかもアニメスペシャルといった形で描かれているようです。それぞれのその後の野球人生はどうなったのでしょうか、、南と達也の関係は、、など。まだ見ていないのでこれから見てきます!!

「MIX」に南と達也は登場するなんてことがあったら激熱ですね!現に西村も他校の監督としてですが登場していますので、可能性としては大いにあると思います!

 

いかがだったでしょうか!今回は本当に簡単にしか紹介できていませんが、このほかにも色んなドラマがあります。読んだことがない人は、ぜひ読んでみて下さい!!

また、「MIX」も現在大人気連載中ですので、そちらのほうもチェックしてみては!!!!( ´∀` )

 

タッチ 背番号のないエース
 

 

 

タッチ2 さよならの贈り物
 

 

 

 

 

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